
本の題名は「78歳ラリードライバー ギネスホルダー菅原義正の挑戦」ですが、今年5月で83歳になられた菅原さんをご紹介します。
本の「はじめに」でこう書かれています。
私がモータースポーツと出会ったのは、大学時代のことだった。まだ日本では鈴鹿サー キットが完成する前だっだ。ダカールラリーへの出場は2019年で区切りをつけ、2020年にはアフリカエコレースに出場する。これまでは大きなトラック(日野)での出場だったが、今度は四輪バギーでの出場である。
現在、日本では高齢者世代の交通事故が増え、運転免許証の返上が相 次いでいる。一抹の寂しさが感じられてならない。歳をとっても好奇心を持って挑戦を続けていくことで、より新しい発見ができて、楽しく人生を歩むことができるだろう。本書を読んだ皆さんが、新しいことに挑戦する手がかりになれば幸いである。
実は菅原さんは拓殖大学体育会自動車部OBなのです!
1941年生まれなので、大学入学は1960年度と思われます。鈴鹿サーキットは1962年竣工で、私(田久保)は1979年入社です。
下は自動車部に関する部分です。一緒ですね。
自動車部での主な活動は「フィギュア」「整備」「ラリー」の三つで、夏になると山中湖へ行って合宿をした。フィギュアの練習に加えて、基礎体力づくりとして湖畔をランニン グをしたりと、体育会系クラブらしいこともしていた。フィギュアというのは運転技術の正確性を競うものだ。大会では教習所の施設を使い、オイル缶を並べてコース幅を狭くしたりカーブを作ったりして、難度の高いコースをいかに正確に走り抜けるか、オイル缶を倒さずに走れるかを競うものだった。クルマも普通車だ けでなく小型もあれば大型トラックもあり、全大学の自動車部が集まって腕を競った。ジムカーナに似ているが、速さは重視されていなかったからタイヤをギャーと鳴らしながら走るようなことはない。これは現在でも大学の自動車部を中心に行われていて、学生選手 権も開催されている。整備はもちろん自動車の修理である。トヨタの整備学校がある名古屋で行われる全国大 会では、同じ箇所をわざと壊したエンジンとシャシーが数組あり、各大学チームが修理技術 と正確さ、時間の速さを競う。整備大会では私がキャプテンを務めていたときに準優勝し たことがある。私は拓大に自動車部が設立されてから十年目という節目のキャプテンだった。
今もスズキジムニーでの海外ラリー挑戦を続けておられます。今年5月にはなんと免許返納どころか「けん引免許」を新たに取得した!とのこと。
下記インスタグラムをご覧ください。

是非一度お会いしてお話をお聞きしたいと思っております。




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