黒:石田さん
青:田久保
(2024.5.20)
田久保 様
石田 匠です。ユーチューブ拝見しました。元さんから都平さんとの思い出話が聞けて良かったです。なかなか、元さんから都平さんの話を伺う機会がありませんでしたので、凄くありがたいです。また、動画内で、都平さんに関連して私が自動車部復活を目指していることに触れて頂きありがとうございました。まさか、元さんから、直々にアドバイスを頂けるとは思いもしなかったので大変驚いております。田久保さんをはじめとしたOBOGの皆様からの期待に応えられるようにできる限り努力してみます。また、田久保さんをはじめとしたOBOG方々の存在は自動車部復活には心強い存在です。プレッシャーには感じておりませんので、引き続きアドバイス 等頂けると幸いです。宜しくお願いいたします。
また今回のユーチューブは限定公開となっておりますが、都平健二オフィシャルサイトや私のFacebookにて、のちのち、紹介することは可能でしょうか。
実は、ここだけの話ですが、都平さんと元さんは直接的に仲が悪い訳ではない(全然、会えば話すし普通。)ですが、74年GCで鈴木誠一さんが事故死したことを理由に、一部では少しタブー視されています。(城北ライダース出身の4輪日産ワークスでは鈴木さんが主将格だった。そのため、事故以降は日産ワークスドライバーと元さんの不仲説がある。)が、実際、都平さんは割と普通です。
せっかく、元さんが都平さんの話をしてくれたので、都平オフィシャルで期間を開けて、のちのち、紹介したい気もします。なぜなら、近々、都平さんとゆかりある人から都平さんとの思い出話を伺ってまわりユーチューブに載せたいと考えていました。なので、今回のインタビューは趣旨にあっているのでありがたいです。ただ、このタイミング(1番始め)で元さんを紹介すると周り一部レース関係から勘違いされそうです。
悩ましいところです。なので、期間をあけて、のちのちに、元さんと都平さんの思い出を紹介したいです。
その点、田久保さんは動画のシェアを私がする事は望ましくないでしょうか。
(2024.05.21)
おはようございます。
石田さんと都平さんのことを知ってから、今度黒澤さんに会った時に色々聞いてみようと思っていたタイミングで来鈴されたので実現しました。
NSXの特別講師を黒澤さんに指定したのはホンダ側でした。1990年販売開始して以来ミッドシップの特性の理解不足や限界性能の高さから事故が頻発しており、車両特性を実地で体験してもらえるドライビングレッスンを鈴鹿サーキット交通教育センターから私が担当となってホンダに提案しましたが、その際に特別講師として清水和夫さんを候補としていました。(清水さんはその後NSX O/M specialの講師をお願いすることになりました)正直1974年のFISCOでの事故の件でネガティブなイメージを抱いてので驚きでしたが、NSXの開発ドライバーとして深く関与されていたので、ホンダの意向はあたり前でした。初めて対面したときは厳しい印象でしたが、ドライビングレッスンの内容・考え方を説明し、実際のレッスン内容を体験してもらい、徐々に相互理解が深まって、実施につながっていきました。1991年から今日までNSXのドライビングレッスンが継続していることは本当に素晴らしいことです。
一緒にご来店の大阪の歯科ドクターは1992年18才で父親にNSXを購入してもらって参加した方で、今は黒澤さんの歯の主治医です。2002NSX-Rは本当に良い車でしたが、今や程度がよいものは億近いプライスらしいです。
私は仕事とは言いながらタダで数えきれないほどサーキットを走らせてもらえたのでラッキーでしたが。
動画についてはタイミングを見計らって取り上げていただいて結構です。MGUACOBOG会website等での露出については黒澤さんにも承諾していただいています。
田久保
(2024.05.22)
田久保 様
貴重なお話ありがとうございます。モータージャーナリストの黒澤さんといえばNSXのイメージが、かなり定着していますね。もともとは、田久保さんの提案により始まったことでしたか。仕掛け人が明学OB田久保さんだったと知って凄く驚いております。本当にすごいですね。
機会があれば、田久保さんのお店にご挨拶をかねて伺い、鈴鹿・本田関係の話を伺いたいです。(なかなか鈴鹿は遠いので難しいですが。。。)
動画の件もありがとうございます。タイミングを見計らって使わせていただきます。
余談ですが、6月以降、都平さん追悼記事がいくつかの雑誌に掲載されます。本屋にお立ち寄りする際にでも、立ち読みしていただけると幸いです。
①レーシングオン (マイナーツーリング特集内)
②カーグラフィック (赤井さん執筆、編集部記事)
③GT-Rマガジン (木下さんのコラム)
木下さんのコラムはGT-Rマガジンではなく、「バイクのニュース」でした。失礼致しました。先程掲載されましたので、ご覧ください。
石田 匠
(2024.5.23)
今日は自動車部復活のヒントを探してパシフィコ横浜の「人とクルマのテクノロジー展」に伺いました。(午前中は授業が無かったので行けました。)企業の方ともお話し、色々なアドバイスをいただきました。
「はじめに」
自分の中では、従来の形で自動車部を復活したいというやり方では成功しない気がしています。ただ、「自動車部を復活させたい」という気持ちだけでは、理由の趣旨として薄いくなります。そこで、大学に認めてもらうためには、それなりの理由、「時代のニーズにあった、活動する価値ある自動車部」をアピールする必要があると思っております。そこで、時代のニーズとも言える、「カーボンニュートラル」を自分の中で意識しています。
自動車部というと、車に興味ない人からの視点からすれば、「スポーツカー?」「スピード飛ばすの?」という概念になります。そうなると一部物好きだけの敷居が高いサークルになってしまいます。
そこで、あくまで現在の構想段階ですが、「学生がEV、カーボンニュートラルに触れる=探求する場が自動車部」という案を考えています。自動車がガッツリ好きな人だけで部員を固めるのではなく、「カーボンニュートラル」に関心のある人も広く取り込みたい狙いもあります。(どうしてもクルマ好きだけだと、少ないので。。。)
そして、自動車部を認めてもらうとなると、
相応の活動実績が求められます。モータースポーツに触れるということですね。そこで、「JEVRA EVレース」に参戦したいと思っています。「カーボンニュートラルのモータースポーツ」に励めば、大学側から見ても時代に合わせた価値ある活動になると思います。自動車部に対する印象を上げたいです。
それに、僕個人EVレースに関心があります。(初期型リーフならコストも抑えられますし、現実不可能ではないかな。と思っております。)
もちろん、EVレースを大玉にして、その下に
ジムカーナ、フィギア、オートテスト等を組み込みたいと思っています。
ただ、明学自動車部を復活させるには「EV・カーボンニュートラル」が、かなり趣旨としてインパクトあると思うのでEVレースを推します。
前置きが長くなりましたが、
上記の考えをもとに、今日はパシフィコ横浜に伺いました。いくつかの企業の広報・人事の方とお話をする機会があり、その際に「EVで自動車部を復活させたい」という気持ちを話してきました。やはり、ただ、自動車部を復活させたいというだけよりかは、企業も意識しているカーボンニュートラルを自動車部の趣旨に組み込むと話の食いつき?というか内容が変わりました。
やはり、学生が主体的にカーボンニュートラルにトライしたいというところは新鮮味と他自動車部との差別化できたのかもしれません。
あとは余談ですが、日産の人事の方から、就活生と間違えられ、チラシをもらいました。50代の方でしたので、「もしかしたら都平健二を知ってるかな?」と思い伺ったところ、都平さんの名前をご存知でした。それからというもの、都平さんの話も含め自動車部復活の話が結構できました。まさか、ここで都平さんが話を結んでくれるとは思ってもいなかったので、都平さんに感謝です。
今日はかなり、自動車部復活のための収穫がありました。また、ご連絡致します。
石田 匠
(2024.5.23)
なかなか良い視点だと思います。
個人的には、地球温暖化やカーボンニュートラル、SDGsについてはやや懐疑的ではありますが、世界の趨勢はそちらに向かっていることは間違いありません。
BEVなのかH2なのか、ホンダも様々な可能性に向けて事業展開をしています。
どこかでブレークスルーが起こると想定できます。
新しい自動車部のあり方について様々な模索が必要でしょうね。
OBOGも古くて固い頭を攪拌してみるいい機会かもしれません。
田久保
(2024.5.24)
田久保 様
ご返信ありがとうございます。
自動車部の在り方については、まだまだ模索中です。ただ、カーボンニュートラル関連は自動車部のテーマとしてかなり有効かと思っております。
ホンダも電気や水素に取り組んでますね。ホンダから低価格な電気自動車が登場すれば、JEVRA(EVレース)にもでれるのに。。とか思ったりもします。ホンダEはリア駆動で魅力的でしたが、中古相場も高かったです。
追記ですが、昨日、日産の方から「フォーミラジムカーナ」を教えて頂きました。
ジムカーナの大会で使用する車両は、大会側が用意してくれるため、比較的低コストより始められるそうです。https://www.formulag.jp/#colleges これも一案だと思っております。
OBOGの皆様にも新しい自動車部の在り方についてご理解いただき、引き続きアドバイスを宜しくお願いいたします。
石田 匠



